箱根駅伝往路ツーリングの続き。
・4区
ここはあまり景色のよいところがない区間で、立ち止まることもなく淡々と進んでいく。
そろそろトイレと山登り前の補給のためにコンビニに寄りたいと思うも、国府津あたりから先には沿道にコンビニがほとんどなかった。これはちょっと計算外。
そのまま小田原市街まで走っていき、ようやく見つけた中継所そばのコンビニで3回目の休憩。カーボショッツとアミノバイタルゼリーを流し込み、ボトルの水を満タンにして気合いを入れる。
小田原中継所はとにかくものすごい人で、歩道から路肩に降りて歩いている人も多かった。それと右側の車の両方に気をつけながら、ゆっくりと通過。写真では飛び込んでくる選手を写すクレーンカメラが見える。
・5区
小田原市街を抜けると徐々に上り基調になってきて、箱根湯本付近からはいよいよ本格的なヒルクライム。
特に、宮ノ下~小涌谷はまるで「壁」のように思われた。(といっても、数字的には10%程度なのだが。)
心拍数はぐっと上昇して150~170、ギアはMTBなのでインナー+ローまでは行かないけれども、フロントがインナー固定、リアは勾配に合わせて2~4速。いちばんきついところでは速度が10km/hぐらいまで低下。
途中で汗だくになってしまい、来ていたウィンドブレーカーを脱いでジャージの前を開けてもまだ暑い。
道中、湯本駅前や宮ノ下などの有名ポイントは既に大勢の観客であふれかえっていた。その前で見知らぬ人に「がんばれー」などと応援され、ちょっと恥ずかしい。無理にニッコリ笑ってお辞儀をしたりしてみた。
この区間はもともと道幅が狭く、路肩もかなり狭い。歩道は途中からほとんど無くなる。道は大渋滞、かつ大きなバスが多数混じっているし、観客が歩いていると路肩に逃げることもままならない。
そこで、左右に細心の注意を払いつつ、ふらつかないように丁寧に登っていく。
ローディ計3人に抜かされた後、ようやく長い上りが終わり、何とか国道1号線の最高標高点に到着。(写真のローディさんは自分とは関係ありません。)
このヒルクライムはとてもきついもので、それだけで1~4区を全部足したよりずっと走り応えがあった。
残りは下り基調で、ゴール地点まで行けば帰りはここまで登ることになるので、よっぽどここで止めて引き返そうかと思ったけれども、せっかくなので計画どおりにゴールまで走ってみる。
残り約4kmを下ってゴール地点に着いてみると、マージンは40分ほどに減っていたものの、何とか交通規制がかかる前に、約108kmの全区間を走りきることができた。
芦ノ湖で歩道が全て人で埋め尽くされ、各大学の応援団が並んで応援合戦を繰り広げる様子は圧巻であった。自転車を止めてゆっくりそれらの写真を撮る余裕はとてもない。
本来なら、山岳ということで、ゴールをラスムッセンのポーズでくぐり抜けるつもりだったのだが、入口が係員に封鎖されて入れなかった。やむを得ずゴールの写真だけ1枚。
・終了後
交通規制がかかる前に少しは戻ろうと思い、箱根神社の大鳥居まで引き返す。
近くで軽く昼食を済ませて駅伝観戦。先頭の順天堂大が通過してしばらく経つと、ドドーンという花火の大きな音が一帯に響き渡り、往路のゴールを告げていた。
最後まで見ていると、ごく少数はヘロヘロになっている選手もいたが、多くは山を越えてきたとは思えないような速さとしっかりした足取り。彼らが「選ばれた」人間であることを改めて実感した。
レースの方は、自分の母校は何年ぶりかの好位で往路を終えたものの、家内の母校は大きく沈んでシード権獲得は厳しくなった。(帰宅してから気まずい雰囲気...。)
家族への土産に饅頭を1箱買い、これから帰るというメールを送信してから帰路へ。
帰りは箱根湯本あたりまで、ほとんど切れ目のない大渋滞。気持ちよくダウンヒルというわけにはとても行かない。
車を運転する側に立つと、自転車にすぐ脇をすり抜けられるとヒヤっとするし、渋滞でイライラもしているだろう。ということで、いつも以上に慎重に走行。
かなり時間を掛けて小田原駅まで戻り、自転車を輪行袋に入れて新幹線で新横浜へ。あとはいつもの通勤コースで帰宅した。これで無事終了。
心拍計によると、今日の消費カロリーは5000kcal台。道中あまりスピードは出していなかったけれども、ヒルクライム1本でかなり消費してしまったようだ。
・まとめ
各中継所や駅前などには、選手がやって来る1~2時間も前から観客が集まっていて、さすがは箱根駅伝、国民的行事という印象。正月気分を存分に味わえた。
コースの至るところに、「○○市△△会」などというOB会のテントやカラフルな幟が出ていて、道を間違えようもないほどだった。
今回はたくさん走って体が疲れたというより、特に5区で渋滞の車や路肩を歩く人に気を遣って疲れてしまった。
駅伝の当日にこだわらなければ、5区だけは別の日に走った方がきっと快適だろう。
それ以外の区間では、通行規制をするかなり前から警察が駐車させないように見張っていたので、違法駐車がとても少なくて走りやすかった。
自転車の選択は、普通の人ならロードバイクで充分走れるかと思う。
自分の力だと、たとえ34x25のコンパクトドライブでも、ふらつかないで登り切れる自信は持てないので、MTBで正解だったかもしれない。
2年前に思いついた念願の正月ツーリングも無事に終えることができた。これから今年の目標をゆっくり考えてみようと思う。
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