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2008年2月 5日 (火)

ユーラシア(9) BBメンテ

この件、予定より長期連載になってしまっているが、今回は日曜にやったBBのメンテについて。

もともとBBの分解と調整は、組立がひと通り終わったら自転車屋さんに依頼しようと思っていた。この1台でしか使わないオールドタイプな工具を買い揃えるより結果的に安上がりでは?という発想からだ。

再度観察したら何となく?行けそうな気がしたので、土曜日に用事ついでに自転車店へ寄ってみた。探すべき工具は「ロックリング回し」と「カニ目スパナ」。前者はすぐ見つかったけど、後者は置いていなかった。(無理もないです。)
「カニ目」については店長さんに「スギノですか?」と聞かれ、「そうです。」と答えると、パークツール等のカタログで「こういうやつですね。」と見せてくださった。形はレンチ状のとピンセット状のがあり、お値段は1700円~4000円程度。

よく考えると、左ワン自体を強く締め付けて固定する訳ではない(締め付けるのはロックリング)ので、強いトルクは必要ないはず。ピンセット状ので足りるというのもそういう意味だろう。なので、とりあえず「カニ目」なしでやってみてダメなら取り寄せすることに。

夜、子どもたちが寝てから、パーツクリーナーを使うために換気扇のある浴室と自転車部屋を何度か行き来をしつつの作業。
まずは手持ちのメンテ本で手順を確認。外す時は、クランク→左ロックリング→左ワン→シャフト取出し→右ワン。付ける時はその逆で、クランクを付ける前に締め合わせ調整。

始めはクランクのキャップ外しから。最初に分解した時、マイナスドライバーで回そうとしてプラスチックがバキバキっと割れてしまっていた。カッターナイフで半時計方向にギューっと押していったら、ある時点でクルッと回った。

080205_01

次はクランク。現代ではまず見られないナットでクランクを固定する方式で、付け外しにはボックスレンチが必要だ。手持ちの工具でダメだったらダイソーで激安ソケットレンチでも買うか~と軽い気持ちで挑戦。

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幸運にもLUFUのペダルレンチの反対側が14mmと15mmのボックスになっていて、その14mmの方がぴったりだった。

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ボルトさえ外せれば、あとは一般的な四角テーパーのクランクと同じはず。シマノのコッタレス抜き「TL-FC10」をゆっくり回し入れ、柄をモンキーで回す。何かの拍子にギアの歯で手をザックリやるといけないので慎重に構えたが、それほど強いトルクをかけることもなくあっさりと外れた。

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続いて左ロックリング。ロックリング回しをあてがって回すと、これも固着はなくてすぐに外れた。

いよいよ左ワン。空いている穴は、2.5mmのアーレンキーは入るが3mmは入らないという大きさ。試しに2.5mmのアーレンキーでグッと引っ張ってみたが動かない。
一瞬、まるで知能テストをされているような気分になったが、「穴に何か差し込んでてこの原理で回す」で行けるかも?と気づく。で、実際にやってみたら外れた。

080205_05_2

これって板に釘でも打ち込んだら自作できるレベルの工具じゃないの?と感じて、自転車さんには悪いがこの時点で「カニ目スパナ」を買う気は無くなった。(^^);

次はシャフトを抜き、右ワンを外す番。ところが、右に回そうが左に回そうがビクともしない。(たぶんJIS規格の逆ネジで、右に回すと外れるはずなのですが...。)CRE556を噴いて少し置いても変化なし。(^^);
中をよく見ると、右ワンを外さなくても右側の玉押しは外せることが分かった。今日のところはそうしてから、穴の中と部品を掃除&グリスアップして戻すことに決定。

外した部品の一部。グリスはベアリングの削りかすが混じったのか黒く汚れてはいたが、固化はしていなかった。おそれていた錆もなし。写真を取り忘れたが、フレーム側の穴(BBシェル)も拭き取ってみたら綺麗だった。

080205_06_4

外した部品とシェルをパーツクリーナーで掃除したらかなり綺麗になった。
外す前のクランクは割と渋くて、それはグリスが固化しているか水が入ってサビサビになっているせいだと思っていた。それほど状態が悪くないとなると、グリスアップだけで良くなるかなぁ?と思い、ベアリングの玉を全とっかえ。(左右で18個、たぶんリアハブと同じもの。)

080205_07

あとは外す時の逆。左ワンを回し入れ、玉あたり調整をしてロックリングで締め付ければいいはず。
ところが、「微妙にガタがあるが回転は軽い」と「ガタはないがスムーズに回転しない」の間が見つからない...。手持ちの他の3台はどれも全くクランクのガタはなくて、正しくはそうすべきものと解釈できる。

構造上、クランクが付いていても玉あたり調整はできるようになっているので、クランクを付けて先端でどの程度のガタになるのかを確認しつつ再調整すればいい。
...と考えて、グリスを塗りながら左右のクランクを入れ、ナットで固定。クランクは外れると重大な事故になる箇所なので、ギュッと体重をかけて取り付けておいた。

というわけで、右ワン外しは諦めるとして、残る課題は微妙な玉あたり調整と、クランクキャップの入手ということになった。(たぶん続く)

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コメント

玉あたり調整が難しそうですねぇ・・・
僕の場合は現行BBに交換しちゃったので、簡単でした(^^;
完成間近ですね。楽しみでっす!!

投稿: つっち~ | 2008年2月 5日 (火) 23時34分

本当はDAKOTAも全バラしてチェックしなくちゃなんですが、ざっと見たら大丈夫そうだったので現役復帰させてます。
スペアがワンセットあるのでブレーキ&シフト系を部品単位にバラしてしまおうかと、、、、思ってるだけになっちゃいそうですね。。。

まつあにさんみたいには出来ないなぁ。

投稿: 藤之助 | 2008年2月 6日 (水) 00時59分

> つっちーさん
そうですね、一応のゴールが見えてきて、何だか楽しくなってきました。(^^)
そのうち、幅が合ってクランクがそのまま使えるものが見つかれば、シールドタイプに変えるかもしれませんが、とりあえず今ので玉あたり調整を頑張ってみます。

投稿: まつあに | 2008年2月 6日 (水) 10時08分

> 藤之助さん
私も他にメインで乗れる自転車はあるので、の~んびりやってます。(^^);
右ワン以外を取り去された裸のフレームを見て、あぁここから組んでいくのねという、ある種の感慨はあります。(笑)

投稿: まつあに | 2008年2月 6日 (水) 10時09分

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