« 悲惨な事件に思う | トップページ | ユーラシア(18) 近況とサドルの話 »

2008年6月11日 (水)

小さな命に

今日は終日どんよりとした曇り空、蒸していて梅雨どきらしい気候だった。
往路では一昨日書いた自販機に100円玉を入れ、『茶織』という緑茶の500ペットを購入。暑い時期になると甘い飲み物より冷たいお茶のほうが美味しく感じるのは不思議なものだ。

さて、先週長女が遠足で捕ってきた1匹の小さな蟹が、朝見たらひっくり返って死んでいた。人工海水を取り替えたり、煮干しをあげたりしたのだが、残念ながらうまく飼育できなかった。
ここで、長女にどう対応しようかと迷う。“命の大切さ”なんて、人に説明されて分かるような簡単なものではない。ましてや長女はまだ5歳前。
遠足の日、家内が逃がしてあげようかと言っても、長女は連れて帰ると言い張ったらしい。自分が連れて来なければきっともっと生きられたことは分かってほしいけれども、責めるのはちと違うし。

結局、こんな流れになった。
(1)「○○(娘の名)、蟹さんが死んでしまったの」と静かに事実を伝え、動かなくなった蟹を見せる。
(2)「蟹さん、お家から1人でここに連れてこられて、とっても寂しかったんじゃないかな。○○も、お家のみんなやお友達と離ればなれになるのは嫌でしょう?」と話し掛ける。
(3)長女が神妙な顔になったところで、「パパと一緒に蟹さんにごめんなさいをして、土に埋めてあげようね。」と声を掛け、外へ連れ出す。
(4)一緒に小さな穴を掘り、「蟹さんごめんなさい」と言いながら埋め、目を閉じて手を合わせる。
(5)手をつないで家に戻り、一緒に朝食をとる。

うーん、これでよかったのかな?
自分は30代後半になってから子どもを授かったので、本来なら20歳そこそこの若い親とかに比べて、思慮なり分別なりはあって当然。でも、様々な局面で具体的にどうすれば?という話になると、実のところよく分からない。

きっとこれからもいろんな局面があり、子どもたちは親がそこでどんな言動をするかよく見て、影響を受けるのだろう。
そう考えると、プレッシャーでもあり、楽しみでもあり。(^^)

|

« 悲惨な事件に思う | トップページ | ユーラシア(18) 近況とサドルの話 »

その他」カテゴリの記事

コメント

私は蟹を持ち帰ったことに 賛成です
それを親と一緒に数日飼ったこと。また残念ながら死んでしまったこと。それぞれに意味があるとおもいます。
このごろは命の大切さを重んじるばかりに、逃がしてあげようということになりがちですが(もちろん小さな命を軽視しているわけではありません)飼うということも大切だとおもいます。そこから学ぶことが多いと思うからです。
ちなみに我が家では、どじょうが2匹 アマガエルが一匹
4~5年前から飼われています。(弟が田んぼで捕獲)
また鉢植えの柚子の木では、アゲハ蝶の幼虫が毎年育っています。
それぞれ可愛いですよ

投稿: リッチィー2号 | 2008年6月12日 (木) 09時29分

まつあにさん

この前の秋葉原の無差別殺人のニュースをみて思ったのが、最近は核家族化してきて幼いころに人の死に直面することがなくなってきて「死」というのを理解していない子供が多いです。
死を理解しないまま育ってしまいあのような事件が起きたのかも知れません。

うちの子供は機会があれば積極的に葬儀に参列させています。
私の祖母が5年前に亡くなった時は子供たちに冷たくなった祖母の顔を触らせ、火葬場に連れて行き骨を拾わせました。
人間が死ぬということがどういうことなのか当時2歳の次男は理解できませんでしたが、7歳の長男はかなりショックを受けていたようです。

投稿: boss | 2008年6月12日 (木) 15時14分

> リッチィー2号さん
いつもありがとうございます。
“学び”が大切とのご趣旨、私もそう思います。本文で「責めるのはちと違う」と書いたベースにはそれがありました。
いろいろ調べたうえでまた挑戦するもよし、もう少し飼いやすい淡水の生物を試すもよし、そうして様々な生き物と接する中で分かることがあるでしょうから。
自分で考え、行動し、学んでいける人に育てるのが、当面の目標だったりします。(^^)

投稿: まつあに | 2008年6月12日 (木) 19時09分

> bossさん
長女はまだ「鶏肉」が鶏を殺して得たものだと分かっていないようです。(^^);
私は田舎の出なので、祖父や親と一緒に鶏を絞めたりしたものです。そうして人が他の生物の命を奪って生きていることを知り、感謝の気持ちを持つようになりました。

死がリアルに分からないことが様々な事件のベースでは?というご意見、賛成です。
長女はもうすぐ5歳になるので、お書きのように機会があれば葬式に出したりして、死とその裏側にある生について、一緒に考えていきたいと思っています。

投稿: まつあに | 2008年6月12日 (木) 19時11分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/193938/41500598

この記事へのトラックバック一覧です: 小さな命に:

« 悲惨な事件に思う | トップページ | ユーラシア(18) 近況とサドルの話 »