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書籍・雑誌・新聞・TV

2012年2月26日 (日)

「稼げる資格」をご覧になった方へ

稼げる資格 2012年上半期版

今、コンビニや書店に並んでいる「稼げる資格 2012年上半期版」(リクルートムック)で、「中小企業診断士」の頁(P22)に、私・松林が載っています。

この記事の取材は一昨年の暮れに行われたものですが、少しずつ内容を改訂する冊子らしく、今回は継続して使われたようです。
以下3点、冊子をご覧になって「中小企業診断士」を知ったり、興味を持たれた方にお贈りします。

■私にとっての「中小企業診断士」資格

記事にもあるように、私は40代後半で会社を辞め、経営コンサルタントとして活動を始めました。

そもそも、「コンサルタント」は、自分がそれだと名乗ればなれるものであって、中小企業診断士という肩書きは必須ではありません。
とはいえ、資格なしでいきなり「コンサルタントです」と名乗ってお仕事をいただくには、相応の実績が必要です。

少なくとも自分においては、「中小企業診断士」という資格が、重要なツール、いわば人生の扉を開ける「鍵」の役割を果たしています。

■初掲載から1年間の状況

おおむね、この記事の延長上にあるといえます。
子どもを養う都合上、ある程度は安定した収入も得たかったので、中小企業支援センターの相談員と、助成事業実施機関の事務局のお仕事についてお声掛けがあった際、ありがたく引き受けさせていただきました。

そうなると、平日の日中はあまり動けないので、夜や土日も使ってお客様に会うことになり、それらを除いた時間で資料作成などの宿題をすることになります。正直、時間のやりくりには今でも苦労しています。

当然、プロである以上は成果を求められるわけで、プレッシャーもそれなりにあります。
しかし、アドバイスを実践して効果があった等と感謝されることはとても嬉しいので、「この資格を取ってコンサルタントになってよかったか」と問われれば、迷わず「はい!」と答えるでしょう。

■中小企業診断士試験で得られるもの

1次試験には7科目あり、他の多くの資格試験に比べて、カバーすべき範囲は広いです。
その反面、それぞれの専門資格(司法試験、会計士、社労士など)と比較して、知識の深さや細かさは要求されません。

この「浅く広い知識が必要」という特質から、「別に独立するつもりはないし...」という方にとっても、一種の「ビジネスマン検定」として、受けてみる価値があるのではないでしょうか。
実際、友人知人を見ると、企業に勤務しながら、部署のマネジメントや顧客への提案のために、中小企業診断士としての知識を活かしている方がたくさんいます。

何であれ、「やりたいと思った時がやり時」です。
興味を持たれた方は、この「稼げる資格」に載っている資格試験学校などで、どういう試験なのか、合格した人はどう活かしているのかを、さっそく調べてみることをお勧めします。

2011年1月 3日 (月)

お正月の読書

 この時期、学校や幼稚園は冬休みのため、自宅にいると子供たちが遊ぼう遊ぼうと言ってきて、読書など自分の時間はなかなか取れません。(^^);
 そんな中、3が日で読んだ本を2冊、ご紹介します。

 1冊目、「Facebookをビジネスに使う本」 (熊坂仁美著)

 昨年、様々な方の相談に乗ったりアドバイスをしたりという立場になって、改めて感じたのは、「やったことがないことは他人に勧められない」ということです。
 至極当たり前ですが、何であれ経験があるとないとでは、具体性や説得力の点で違いが出てきます。

 私はパソ通時代からのモバイラーでもあり、ITには早くから馴染んでいますが、手持ちの時間も考え、Facebookにはあえて手を出さないできました。
 Twitterほどではないにせよ、Facebookも注目度が徐々に上がってきています。「やった方がいいですか?」や「どう使えばいいんでしょう?」と聞かれるかもしれないので、自分も始めることにしました。

 この本は、大晦日に書店でこの種の本がたくさん積んである中から、一番よさげと思って買いました。初歩的なことも端折らずに書いてあり、成功事例も豊富ですので、「まず何か1冊読んで当たりを付けよう」という方にお勧めします。

 2冊目、「プロフェッショナルの条件」 (P・F・ドラッカー著、上田惇生編訳)

 10年前に出た、それまでの著作をテーマ毎に編集したダイジェスト版、「はじめて読むドラッカー」シリーズの1冊です。
 この本では、ポスト資本主義社会へ転換する中で、成果を挙げられるプロフェッショナルであるための心構えを説いています。

 今回、主に読み返したのは、「自らをマネジメントする」という章(Part3)です。
 ドラッカー自身の経験から得た7つの教訓、自らの強みを知って活かす点、時間管理のしかた、重要なことへの集中など、セルフマネジメントのエッセンスについて、いま一度見直そうと思い、書棚から取り出しました。

 当時もこの本を読み、その通りだなぁとは思ったはずです。しかし、10年間でどれだけ実践できたかというと、顧みて恥ずかしい点も多々あります。新年に気持ちを新たにする1冊として、読み直してよかったです。

 昨年ドラッカーを取り上げた小説がベストセラーになりましたが、もしもまだ本物を手に取っていない方がおられましたら、この「はじめて読むドラッカー」シリーズあたりから、読み始めてみてはいかがでしょう?

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PS ドラッカーの本のリンクを張ろうと、Amazonにログインして検索したら、「お客様は、2000/08/10にこの商品を注文しました」という表示が出てきて、ビックリ。ぜんぶでどれだけの履歴を保存してるんでしょう?

2010年1月25日 (月)

金型調査より(日経産業 1/21-22)

恥ずかしながら去年初めてその存在に気づいた、「金型業界に関するアンケート」(日本経済新聞社)のお話です。

まず、日経産業新聞の1/21号にて、調査結果の概要。

全体として、金型受注の減少幅は拡大し、価格にも底割れ感が広がっているそうです。
中国の台頭により、価格競争の激化と生産シフトが加速しているとのこと。
回答集計のグラフでは、2009年度の売上予想「減」が85%にもなっています。

今後3年間で国内の事業規模を「縮小する」が29%ある一方で、「拡大する」が11%強あるのが目を引きます。

「拡大する」の企業には、金型製造のみならず設計・試作まで手がける「複合型」で付加価値を高めたり、主力取引先(自動車・携帯電話)に加えて燃料電池や航空宇宙分野に事業領域を広げたところが多いそうです。

同じく1/22号には、「金型メーカー、再生の条件」という関連記事。

韓国企業の技術(特許)の導入、徹底した省力化などにより、従来の「職人技」に頼った構造からの脱却を目指す企業を紹介しています。

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自分が感心したのは、1/22分で紹介されていた、伊藤製作所(三重県)の話です。

同社では、「機械の稼働率は高いほどよい」という常識を覆した経営を行い、2009年度はここ数年で最高の利益を上げる見通しとのこと。

「付け替え作業を極限まで減らせば人手はかからない」と気付き、プレス機械をずらっと並べ、異なる金型を付けっぱなしにしておき、必要に応じて稼働させるという生産方式を採っています。

この生産方式に切り替えて、操業に必要な人数は8→3になり、1人あたりの生産額は業界平均の約10倍に達する、とのこと。

なるほど、これは業界の常識を打ち破った、発想の転換ですね。
普通なら、段取り替えのたびに試し打ちをし、微調整をするところですから、その手間を省けます。
地方では土地代が安いので、土地の利用効率を気にする必要性が薄いですし。

事態をトータルにとらえ、ゼロベースで考え直すことで、難局を乗り切っていくその姿、参考になる記事でした。

2010年1月 7日 (木)

“逆転の発想”が日本経済を救う(クローズアップ現代 1/6)

家内が録画してくれたので、帰宅して食事しながらチェックしました。

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前半は、「美少女図鑑」のお話。

美少女図鑑WEBへ

この「美少女図鑑」、私も昨年たまたま「青森版」を目にしました。
背景に映る景色、少女たちの顔立ち(津軽顔!)、苗字などから、とっても青森な感じがしたものです。(^^)

番組の中で、

広告代理店が各地で少女モデルを募集
  ↓
応募した少女たちを、地元の美容院や衣料品店などがコーディネート

  ↓
それを撮影してフリーペーパーとして配布
  ↓
それを見た他の地元の少女たちが、その美容院や衣料品店へ
  ↓
商売繁盛、地域活性化!

という流れが紹介され、「仕組みを作る」「回す」という点で、参考になりました。

出演した少女(新潟県)の、「ずっと東京に出たいと思っていたけれど、今回のことで地元の魅力を再発見した」というコメントもよかったです。

また、最近これと同じ仕組みで「キッズ版」を始めたとのこと。
成功したモデルで他の年齢層に広げるのは、マーケのセオリーどおり。
でも、家内は「あざとすぎて、何だか引いてしまう」と言っていました。(笑)
皆さんはいかがですか?

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後半は、少子高齢化をビジネスチャンスにしているorしようとしている企業。
紹介された企業は、ニチレイ、ユニチャーム、ローソン。

主な国々の高齢者比率の予想グラフを出し、

日本で高齢者向けの商品・サービスで競争力を高める
  ↓
将来の他国での展開にも活かせる

という趣旨でした。

ユニチャームやローソンの様子は、前にもテレビや新聞で見て知っていましたが、ニチレイのことは意識していませんでした。

ニチレイのスタッフ、実際に千葉の団地で高齢者宅を訪問して、冷蔵庫の中身や普段食べているものを取材しているそうです。
(その一人暮らしの男性宅の冷蔵庫はほとんど空で、ご飯と梅干し等で済ませていました)

その際、「火を使うのが怖い」という話を聞いたり、電子レンジのみで済み、かつ野菜や唐揚げが入った冷食弁当を試食してもらったり。

こうして、「定量的なアンケート結果だけでは分からないことを把握」するのだろうと思い、こちらも参考になりました。

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この「クローズアップ現代」、1/7の「植物工場」の話も面白そうですよ!

「津軽顔」って?
 ねぶたやねぷた、津軽凧などに登場する女性を連想していただければと...。
 実在の人物でいうと、例えば矢野顕子さん。

2009年12月18日 (金)

CSRへの意識の地域性(12/18 日経産業新聞より)

日経産業新聞1面「Data Focus」にて、「CSRより製品?」と題して、NTTデータスミスとGlobeScanの共同調査結果が紹介されていました。

元ネタはこちら。
http://www.smis.co.jp/marketing/pdf/news/smoni009.pdf

新聞記事の方では、

・この一年で、あなたは社会的責任を果たしている企業に対し、その商品を積極的に購入したり、知人に積極的にその企業に関する良い情報を流したりなどして自分なりに「サポート」をしたことがありますか。

・この一年で、あなたは社会的責任を果たしていない企業に対し、その商品を購入しないようにしたり、知人にその企業に関する悪い情報を流すなどして自分なりに「バッシング」をしたことはありますか。

という質問に対して、日本では「ある」の割合が米国・欧州・中国に比べて低いことを取り上げ、日本では企業をCSRより製品の品質で評価する傾向が強く、消費者への啓蒙が必要だという趣旨で締めくくっています。

一方、元ネタのほうでは、

・企業が負うべきCSRの消費者の定義や期待は、日本と他国で大きく異なる。日本の消費者は、「商品の安全性の保証」等の企業本来の業務に直結した分野に限定する傾向が強い。

・他の国々では、加えて、「慈善事業、地域活動の支援」「人権問題への取組み」「犯罪、貧困、教育への取り組み」等の公共問題や社会的責任分野も強く期待されている。

と紹介し、CSRへの期待や意識は国によって大きく異なるため、対象国によってローカライズすることで効率を高めるよう勧めています。

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これらを読みながら、う~んと腕を組んでしまいました。(^^);

個人的には、CSRに真面目に取り組む企業は応援して上げたい、地域社会・従業員・環境などを粗末に扱う企業の製品は遠慮したいと思う方なため、日本の数字に違和感があったものですから。

そもそも、「CSRって何?」ということ自体、日本の一般家庭で語られることはあまりなさそうなので、もっと工夫が必要だと思います。
(日経産業新聞が言う「啓蒙」は上から目線な言葉ですが。)

CSRを「ワークライフバランス」等の関連テーマとセットで学校教育やメディアのニュースなどにうまく組み込んだり、大手企業なら「CSRへの取り組み度で法人税率が変わる」ぐらいやってもいいんじゃないでしょうか?

いや待て。税率云々まで行くと、人で言うと「アセスはばっちりだけど実際には仕事しない人」みたいなのが出たりして?(笑)

また、元ネタの方で触れている欧米のCSR意識の高さは、キリスト教の価値観と深く結びついていると思いますので、制度を日本に直輸入すれば足りるというものではなさそうです。

2つを読み終えて、「日本人の価値観に合うやり方を模索し、当事者が自己効果感を持てるように配慮しながら、CSRの要素を織り交ぜてお仕事をしていきたいな」と思いました。

企業単体の支援はもとより、地域活動支援、キャリア教育、障がい者等の自立支援などにも関連してきそうです。

2009年12月17日 (木)

明日、会社がなくなっても、自分の名前で勝負できますか

書籍 『明日、会社がなくなっても、自分の名前で勝負できますか?』のご紹介です。

この本、12/10の「診断士ギョーカイ用語辞典150」出版記念セミナー・パーティーで、著者の川上徹也さんから直にかつ発売日前に購入したものです。

いろいろ宿題が立て込んでいたので、読了が1週間後になってしまいました。(^^ゞ

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本書は書店にたくさん置いてある「セルフブランディング」系の本ですが、テイストは今まで手にした類書とちょっと違います。

著者は「ブランディングは弱者の戦略」と述べつつ、普通の人でもセルフブランディングして勝負できる、そのためには覚悟が必要という趣旨を述べています。

自分の中の「原石」に気付き、それを大きくし、磨いていく。
行動習慣を変えて長い目で取り組まないと、自分のブランド化なんてできませんよ、というサジェスチョンと受け取りました。

また、書名もそうですが、各パートにも

「もし隣でカメラが回っていても、そんな働き方をするのか?」
「みんながサードを守りたがったら、ファーストの練習をする」

のように目に留まるタイトルが付けられ、本文も言葉の使い方、改行や段落替えのタイミングなど、読み手に対してきめ細かく配慮されていると思いました。

このあたりから、コピーライターとして経験を積んでこられた川上さんのスタンスや高度なスキルを感じることができます。

なお、ぞれぞれの項目についてワークが用意され、「ではさっそく行動を変えていこう!」と着手しやすいように工夫されている点も、非常に参考になりました。

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さて、著者が本書で説く「原石」を見つける、磨く、外へ出る、という点について、思い起こすのは「ダイヤモンド」です。

ダイヤモンドは、山の中に眠っている間は、誰の目にも触れません。
誰かが見つけ、磨いて外に出された瞬間、様々な角度からの光を受けてキラキラと輝きます。(^^)
ダイヤモンドにはブルーやピンクなど、様々な色を発するものがあり、それぞれに魅力があります。...等々

これから独立しようとする自分の立場では、組織の看板が無くなるので、「ぜひあなたにお願いしたい理由」が求められます。

それが無いと、いつまでも「誰でもできそうな仕事」を拾い集めて食いつなぐだけになってしまい、自分でも「いったい何のために独立したの?」と思うことでしょう。

来年に向けて、周りの様々な方にご協力いただきながら、自分の中の「ダイヤモンド」を確立していかねば!ですね。p(^-^)q

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長くなりましたが、最後にもう一つ。

本の中に何度か出てくる「ストーリー」という言葉を見ながら、以前父親に言われたことをふと思い出しました。

彼は地元のオーナー企業に務め、最後は訳あってそこの社長を数年間やり、「大政奉還」して引退。現在は、晴耕雨読+自治体の地域活性化委員などをやっています。

以下、父の言葉より。

自治体の役人は二言目には“地域ブランド化”と口にするが、ブランドというのは「ストーリー」だ。『なぜ、その商品でなければならないか』という、必然性を感じさせるストーリーもなく、ただ名前をうまく付けた程度では、ブランドにはならない。そのことを理解している人は少ないのが現実だ。

父の言っていた、ブランディングにおける「ストーリー」の重要性。
それをハッと思い起こさせてくれた点でも、この本には感謝!です。(^^)

2009年12月 7日 (月)

東京カワイイ☆TV「スポカジ最前線」(12/5)

今日は、いつもと毛色の違う?番組からご紹介です。

12/5のNHK総合テレビ『東京カワイイ☆TV』は、「美ジョガー!山スカ!スポカジ最前線」と題し、女性をターゲットにしたスポーツウェアを紹介していました。

自分は自転車とランニングをやっているので、その両者について「体育会系」を脱したお洒落なウェアが増えたことは知っていました。

この番組を見る限り、他のスポーツについても、かなり風向きが変わっているようですね。
例えば、ギャル服+ゴルフウエアで「ギャルファー」、ジャージをお洒落にした「セレブジャージ」、等々。

ランニングウェア「ランスカ」(日本独自のものです)に続き、最近では「山スカ」も登場。年配者が多かったトレッキングに若い女子が進出しつつあるとのこと。

番組を観ながら、どのスポーツウェアにしても、色彩の鮮やかさがものすごいなぁと思っていました。
特にトレッキングなどは、それなりに理由もあって彩度の低いものがよしとされていたので、隔世の感があります。(@_@)

そもそも、ランウェアやサイクルウェア等は、いわば「水着」と同じレイヤーの商品です。
そのままコンビニやレストランに入るには勇気(というより何かを捨てること)が必要でした。

でも、こうしたお洒落に配慮したウェアなら、そのまま街着にさえなりますから、女性の皆さんが歓迎するのはなるほど~と思います。

ものごとは何であれ、女性の間で流行って定着すると、ほぼ確実に全体に波及します。
女性向けスポーツウェアの進化には、スポーツの位置づけそのものを変えていくポテンシャルがあると感じます。

(中小企業診断士も、女性が増加して活躍する姿がもっと報道されるようになると、全体のパイやステータスがぐっと上がるかも?です。)

※この番組は先日も触れた「NHKオンデマンド」で視聴することができます(有料)。

2009年12月 4日 (金)

NHKオンデマンド

去る12/2(水)のNHK「クローズアップ現代」は、「故郷(ふるさと)に“美少女”が来た」でした。

簡単に書くと、秋田県の羽後町で町の名所や特産品に美少女イラストを使ったら、大ブレーク!というお話です。

私が興味を持ちそうな番組は、言わなくても家内が録画していることも多いのですが、今回は惜しくもスルー。

これは観ておきたいので、仕方なく「NHKオンデマンド」を使うことにしました。税込210円也。

さて、この「NHKオンデマンド」。各種メディアによると、利用が少なくて全然儲かってないようです。 →例:朝日の記事

DRMが厳格で購入後1日しか見られない、環境がWindows+MediaPlayer最新版に限定されるなど、結構不便でして...。

この際、MacやiPhoneにも対応すればいいのにと思いますし、値段はもう少し安い方がいいんじゃないでしょうか?

近々に料金を値下げするようですが、それで利用が著しく増えるとも思えません。
コンテンツ単位の課金&1日のみ視聴可という有りようでは、ちょっと難しいような気がするからです。

YouTubeが使い勝手のよいDRM機能を備えたら、圧勝!でしょうか?

2009年11月23日 (月)

その言い方が人を怒らせる

今日は、ちくま新書から出ている『その言い方が人を怒らせる―ことばの危機管理術』 (加藤重広・著)のご紹介です。

著者の加藤重広氏、実は私の高校の同期生です。言語学者になり、いまは北海道大学で准教授を務めておられます。

この本、日本語を題材にしていますが、よくある「正しい日本語」の本ではありません。
(著者によると、言語学は実際に行われていることばの使用を客観的に捉えることから始めるもので、間違いかどうかの判断にはきわめて慎重とのことです。)

「ニュアンス」や「印象」など一般的には感覚として語られることを、「科学」として分析・考察し、「どうすればコミュニケーションの失敗を避けられるか?」を、豊富な具体例を示しながら説明しています。

例:この件につきましては、誠に申し訳ありませんでした。

  • ときに限定の意味を表す「は」を使ったことで、「このことに限って謝ろう」や「それほど悪いとは思っていない」と受け取られかねない。
  • 一般的には過去形を表す「でした」を使ったことで、事故や事件の場合「責任ある対応をするのはこれからのことで、まだ終わってないでしょ?」と反感を持たれかねない。

また、「ロゴスとパトス」という切り口で、「パトスをうまく利用して相手に受け入れてもらうことで、ロゴスを武器にする」という論旨が展開されています。

つまり、論理的思考を偏重する風潮に疑問を投げかけ、状況に応じて論理性の度合いや解釈のブレの範囲に配慮しながら表現することによって不要に反感を買ったりすることを避けるよう、アドバイスしています。

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個人的には、「ロゴスとパトス」は、日本と日本語を語る際に欠かせない観点だと思っており、読んでいて納得度が高かったです。

また、論理的思考だけでは足りないという意味において、以前チラッと紹介した「コンサルタントの『解答力』」にあった、「期待値を読む・本質を彫り出す・ロジックとパッションで人を動かす」あたりと、共通する点がありそうですね。

この「その言い方が人を怒らせる」、言語学の予備知識がなくても理解できるよう、難解な用語を避けて記述されていますし、新書なのでボリュームから来る抵抗感も薄いでしょう。

高校の同期生が書いたという点を抜きにしても、できるだけ多くの方に手に取ってみてほしい1冊です。皆さん、ぜひ!

2009年11月 5日 (木)

今年のヒット商品(日経トレンディ)

昨日発売の「日経トレンディ」に、今年のヒット商品総括と来年の予測という恒例の特集があります。

いつもは立ち読みで済ませますが、「09年ヒット商品」に勤務先の商品が載っていることもあって、今回は買ってみました。

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この「09年ヒット商品」を見て「あぁ、そういうのもあったな」とは感じますが、個人的に買ったり利用したりしたものは、あまりなかったりします。

そんな中、自宅にある商品を1つ見つけました。それは、河合楽器の「ミニピアノ」。
今年「ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクール」で優勝した辻井伸行さんが、小さい頃にこれで遊んでいたことがメディアで報道され、品切れを起こすほど売れたとのこと。

・辻井さん遊んだミニピアノ、売れまくり 1カ月待ち(Asahi.com)
http://www.asahi.com/national/update/0710/TKY200907100004.html

このミニピアノがバカ売れした理由の1つとして、辻井さんのピアノプレイの素晴らしさはもちろんのことながら、いまの親が「よりどころ」に飢えていることもあると思います。

つまり、数年前から親向けの教育雑誌(「プレジデントファミリー」等)が次々に発刊されて売れている点、メディアで紹介された乳幼児育脳教室等が大ヒットしている点などと、同じベースから来ている気がするのです。

先行きの不確かな時代だからか、それとも自身がマニュアルやハウツーで育ったからなのかは分かりませんが、有名で権威のある「何か」に依存する傾向を、ちょっと感じてしまいます。
という自分は、少しでも「そうではない親」でありたいと思いつつ、現実は?ですが...。(^^);

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さて、自宅のミニピアノは、いま6歳の長女が2歳の頃に買ったものです。
ふつうは電子音が出る「アンパンマンのキーボード」位で済ませるところ、アコースティックで音程の正確なものを求めて、これにたどり着きました。

そのミニピアノ、長女に続いて次女も乱打したため、最近は鍵盤を強めに押さないと音が出なくなってきました。(T_T)
でも、鉄琴のような透き通った音色と正確な音程は、今も変わらずです。

いずれ「汚い」とか言われて嫌われる?父親としては(笑)、思い出の品として取っておきたいものです。 (^^)